介護職員処遇改善支援補助金で介護職は9000円の賃上げとなったのか?

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支援金を原資に月額9000円程の賃上げが期待できるとニュースでも話題となりましたが、実際に現場の介護職は給与アップができたのかどうかご紹介していきたいと思います。

行政からは、国の「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」に基づき、介護職員を対象に、賃上げ効果が継続される取組を行うことを前提として、収入を3%程度(月額9,000円)引き上げるための措置を、令和4年2月から実施します。と通達がありました。

実際には9000円上がりません!

令和4年2月からなので、既に給与には反映されているかと思いきや、就業規定などの改定など事業所側の事情も加味し、2月分、3月分と一緒くたに支給されることになったので、どのくらいの額、賃上げとなるかは現状わかりません。

補助金の計画書や報告書を作成していくことで、なぜ9000円上がらないのか分かってきました。下記の理由からになります。

1.補助額の3分の2は基本給又は毎月決まって支払われる手当として支給となる。

毎月満額支給されるわけではなく、補助額3分の2は毎月支給してくださいよ、ということみたいです。残りの3分の1は賞与などに含んでもいいということなんですね。

2.対象が事業所の判断で介護職以外の職員の処遇改善にも充てることができるから
事業所によって異なるとは思いますが、私の事業者では介護職員以外も介護と同等の業務をしている職員がいます。例えば看護師、理学療法士、栄養士等などです。当然介護もやっているんだから賃上げの対象にしないと不公平ですよね。話し合いの結果介護職以外の職員にも支給することで一人一人の取り分が減ってしまうというわけです。
ほんとの所いくら上がるのか現時点ではわからないの?

実際には各職員に役職、職種の差異はあると思いますが月額で平均3500円は支給できるようです。2月分3月分で一緒くたに支給されるため7000円ほどになると予想されます。月々3500円かよ、と思うかもしれませんが月々では支給額の3分の2の程になり、残りは賞与と一緒に支給される予定なので、それらを合わせれば5000円ほどになるのではないかと予想されます。月で5000円の賃上げとなると、年間で60000円ほどとなります。税金を引かれて手残りは2割ほど減るとは思いますが。それだけ増えればありがたいですよね。

介護職員には今回の介護職員処遇改善支援補助金以外にも賃金補助があります

上述したような支援金以外にも、介護職員処遇改善加算、介護職員特定処遇改善加算と介護職員の賃金改善のための加算があります。すべての介護職員がもらえるわけではありませんが、要件を満たし加算を算定した事業所には算定し、職員の賃上げにつなげることができます。この加算が無ければ介護職の給与はひどいものだと思います。事業所の取り組みとしてしっかりと行い、それを評価してもらうことで加算が算定できるので、今後も取れる加算はしっかりとり、デイ運営や職員の環境改善に努めていければと考えています。

上記に挙げたような加算の下準備や申請、報告など事務手続きがものすごく煩雑ですが、算定する価値はあると思います。ぜひ加算、補助金を活用してみてはいかがでしょうか。

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