今回は数あるインデックスファンドの中でおすすめの銘柄を紹介したいと思います。
上記のいずれかに連動するファンドなら現状、最適といってもいいでしょう。
楽天証券の場合
全米株式、S&P500に連動するファンドなら楽天全米株式インデックスファンドかeMAXISSlim米国株式(S&P500)
全世界株式に連動するファンドならeMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
以上になります。
SBI証券の場合
全米株式、S&P500に連動するファンドならSBI・V・全米株式インデックスファンド又はSBI・V・S&P500インデックスファンド、eMAXISSlim米国株式(S&P500)
全世界株式に連動するファンドならeMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
になります。
米国に投資するか、全世界に投資するかの差はありますが、上記のいずれかの商品を長期で積み立てていけば100点満点は取れませんが、80点以上の成績を上げていくことはできます。
どちらを選んでもいいと思いますが、最終的に決めていくのは自分自身なので、これは好みの問題になります。
私の場合ですとSBI証券でSBI・V・S&P500インデックスファンドを積み立てています。
私がなぜ米国を選択したかというとこれからも米国1強の時代が続いていくと信じているからです。
今現在、世界の時価総額上位の企業はほとんどが米国企業になり、日本に住む私たちもそれらの企業の商品やサービスを使用しています。
例えばアップルのiPhoneやiPad、アマゾンの通販サービス、会社ではMicrosoftのWordやExcel、PowerPointを使い、Facebookに登録していたり、Googleで調べ物をしたりと米国企業が提供するサービスを使っていることでしょう。
上記に挙げた5社だけで日本の主要となる企業の時価総額を上回っています。
これってすごくないですか?ちなみに上位30社のうち日本の企業はトヨタ1社のみになります。
私の場合は米国に集中投資となりますが、米国が衰退していくかも、一国集中投資はリスクが高いなと感じる方は全世界株式をお勧めします。
その名の通り全世界に投資するものなので、国や地域が分散できこれ一本買うだけでもかなりのリスク分散になります。
また時価総額に応じて、自動で投資している比率を分散してくれるので、将来的にこの国が成長するのではという予想も不要となります。
ですが全世界株式の中身は6割が米国になります。他を見ると日本6%、イギリス4%、フランス3%等々となっております。全世界株式から見ても米国が強いことに変わりありませんが他の地域も入っているので、もしもの時の備えとなります。
過去10年で見ると米国株式の圧勝です。下記の表のように米国株は10年間で5倍以上に成長しているのに対し、全世界株式は米国株式に劣後し成長は3.5倍ほどとなっています。

S&P500指数、全世界株式(=MSCI AC ワールドインデックス)は米ドルベースの指数を三菱UFJ国際投信が円換算しています。(2011年10月末を100として指数化)
しかし下記表のように10年よりもっと長期、例えば20年、30年といった超長期での成績を見た場合は70年代、80年代は日本株式、00年代は新興国株式といったように米国株以外の国々のパフォーマンスが優位だった時期もありました。

年平均リターンは米国株で9%ほど、全世界株式で6%程となっています。平均リターンでも米国株の勝利です。しかし年代によってパフォーマンスは変わってきます。未来のことは誰にもわかりません。
なのでそれらの成長を取りこぼさないためにも全世界株式を選択する意義はあると思います。

コロナショック前から積み立てを行っていますが、それも乗り越え、最近のウクライナ問題や物価高もありましたが、このパフォーマンスとなっております。
投資元本100万円ほどとなっていますので、3割近く増えていることがわかります。
利益を確定すると利益から20%ほどの税金が引かれるため、今利益確定を行うと実際の手残りは120万ほどになると思います。
米国株式を選択する場合は
・今後も米国が成長することに確信が持てる。
・一国集中のリスクを許容できる
・リターンを大きくとりたい。
といった方にお勧めです。
全世界株式を選択する場合
・全世界の国と地域に投資し、リスクを分散したい。
・長期的に見て大きくリターンをとりたい。
・投資に関して判断する場面を減らしたい。
といった方にお勧めです。
投資をするということは元本が保障されるものではなく、最悪の場合大きく資産を減らしてしまう場合もあります。
まずは毎月、一定額を定期的に積み立てていくことで最悪を回避できると思います。
先ずは積み立てNISAを活用し、ご自身のリスクに見合った金額や小額からの積み立てを始めてみてはいかがでしょうか。
投資に関してはなるべく早く長く始めることが大きく資産を増やすことになります。まずは証券口座を開設していくことから始めていきましょう。
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