デイサービス集客方法について

私は小規模通所介護事業所の管理者として勤務しており、日々当施設を利用人数をある程度確保できるように日々奮闘しています。

コロナにより利用控や外部からのボランティアの受け入れ停止、外部講師の受け入れがコロナによりできない状況の中で大きく利用人数を減らすことなく運営することが出来ました。

私が勤務する施設は小規模ということもあり一人の方が利用しなくなっただけでかなりの痛手となります。

そこで今回はいかに施設を利用してもらえるようにするか、施設の強みをアピールしていくか、利用者獲得のために実践したことをご紹介したいと思います。

利用ターゲットを絞る

全ての方に気に入ってもらえるようにするのが理想ですが、なかなかそういうわけにもいきません。

特に小規模の施設は何か導入するにもコストの面や、場所が狭いなどの問題があります。

そこで広くアピールするのではなく、こういう方なら是非うちに来てください。と顧客を絞って募集するのが手っ取り早く集客できる手段になります。

例えば機能訓練やリハビリを売りにしている場合、廃用性症候群や脳梗塞の方ならうちに任せてくださいという形でケアマネにアピールしていくのです。

自主トレメニューや機能訓練のプログラムを上記の症状の方に特化したものをリハビリ職と共同で作成し実際に利用者様に行ってもらうのです。

ある程度の改善実績は必要ですが、状態が良くなっている方がいらっしゃればそれもアピール材料の一つとなります。

また機能訓練のニーズは高まってきているので、実績と取り組みをアピールしていけば集客はしやすくなるでしょう。

またレクでも麻雀の人数が一人足りないので〇曜日に紹介して欲しい、できる方がいらっしゃったら是非紹介して欲しいとリハビリや機能訓練以外にレクリエーションについてもターゲットを絞ってもいいかもしれません。

目標を数値化しわかりやすくする

また目標の達成度を評価すると思いますが、そこに数字を入れるとより分かりやすくなります。目標はフワッとしたものになりやすいので、数字を入れるとより意識してプログラムに取り組むことができます。

うちの場合は下肢筋力を数値化できる機会を導入しており、例えば近所に買い物に行きたいといった目標がある場合は、店までの距離、坂道や段差の有無、途中で休憩できるところがあるかどうか、歩行補助具などの使用状況、荷物を持った状態での歩行状態などを考慮し、下肢筋力の数値目標を定めています。

実際にその数値に持っていっただけで買い物に行けるようになるわけではありませんが、数値を可視化することでそこを目指すことができます。

専用の機械が無くても、店までの距離や歩行時間を目標に入れてみても数値の可視化になりますのでより目標を意識しやすくなり、モチベーションにもつながります。

御家族やケアマネからも目標の達成度合いが数値化してからは分かりやすいと好評でした。

鍼灸師の導入

鍼灸師の導入についてはハードルが高いと思いますが、うちは導入したことでそれを目的に利用される方が多くいらっしゃいました。

施術時間は15分と短く、実費で料金を頂戴していました。

なかなかご自身では鍼灸院や接骨院に通うことができない方にはデイサービスに来たついでに施術が受けられるということで人気になっています。

また実費での料金もそこまで高くはありませんが、デイサービスだけの施術では物足りない方は、鍼灸院に自ら行かれたりと、デイの施術だけに留まらず来院することで、鍼灸院にとっても集客が見込めたそうです。

鍼灸師を導入前後でしたことで2割ほど利用人数が増えました。

普段のケアや対応を当たり前に丁寧にこなす。

なんだかんだ言っても結局はこれに尽きると思います。普段のケアや対応を当たり前のように丁寧にこなすだけで口コミで評判が広がっていきます。

あそこの事業所は丁寧だから紹介しようとケアマネも考えてくれます。

いくらハードの部分を導入しようとしても、飽きられたり、他の事業所も導入して競合が増えたりしたらまた新たなサービスを導入していかないと追いついていきません。

小さい事業所ならハードの部分にお金をかけ続けていたら一向に職員の給料も上がらず、事業所としても成長はできません。

ある程度のハードは必要な部分はありますが、やっぱり最終的には知識や職員の質といったソフトの部分が大事で、そこをしっかりと行っていればケアの質や対応も自ずと上がっていきます。

これについてはすぐに成果が出るものではありませんが、日々働いている職員とコミュニケーションを取り、安心して働ける職場を作ることで、自身が考え職場を浴していきたいという意識からケアの質も上がってきます。

いくら頑張っても給料は上がらないし、きつい仕事ばかりだったらいやになってきますよね。

利用者が増えれば、事業所の売り上げも上がり給与も多くあげることができます。売り上げを多くあげても給与が上がらなければ従業員のモチベーションも下がってしまいます。

売り上げが上がったらしっかりと職員の評価をすることが大切になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最近は介護施設も乱立し、特に小さい事業所については利用者獲得のために四苦八苦していると思います。そんな時だからこそ、自身の勤める施設の強みを再度、確認し絞り出してみてはどうでしょうか。

うちの事業所も当初は3~5人の平均利用人数でしたが2~3年で上記にあるような集客方法を実践したことで9割以上の稼働率を維持しています。

まだ1割ほどの余力はありますので日々新たな集客方法を模索中で、従業員の更なる賃金アップが出来るようにしていきたいと考えております。

集客し、売り上げが上がれば職員の給与も上がるという好循環にしていけるよう努力を怠らないようにしていきたいです。

薄給介護職でもなんとか生活できるんだということをまた発信できたらと思います。

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